オススメ本 熊とワルツを

熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理 [単行本]

もうこれ古典と言っても良いくらいで、わざわざ説明するまでもないのだけれど。

リスクを管理しているつもりでリストアップしていても ・実はきちんと対処されていない ・見えていてもくさい物に蓋をしてしまう ・そもそも見たくないものは見ない こんな傾向があるんじゃないかと。

それは、ガチガチなリスク回避策を取ろうとして妥協した結果なんじゃないか? リスク(熊)を、無理矢理ゼロにするのではなく、あるものだと受け入れてワルツを踊りながらやっていこうじゃないか、というのが本書の趣旨なんだと思う。

学生の頃にも読んだけど「何をあたりまえなことを?」という感想しか抱かなかった。 今ある程度プロジェクトを回した経験を持った上で読んでみると、 あの頃見えていなかった重要な部分が見えてきたように思う。 これは感覚的なもので、実際に経験のある人にしか分からないのではないかと思うけれど、 一度タンスの奥から引っ張り出してみてはどうか。 学生の頃、プロジェクトメンバーの頃、PMになった後で3回読んで、 3回とも違う感想と知恵が得られる、そんな本であるように思う。

Written on April 18, 2011