GLBPによるゲートウェイの冗長化

HSRPVRRPでは、複数台で仮想ルータを構成する物の、 転送されたパケットは実際には1台のルータが処理する。 そのためロードバランシングを行うためには、 複数のHSRPグループやVRRPグループを構成する必要があった。 GLBPは標準でロードバランシングの機能を持っている。

GLBPでは、全てのルータに仮想MACアドレスを割り当て、 仮想IPアドレスのARP要求に対し、別々の仮想MACアドレスを返す事で転送先を振り分けている。 ARP要求に返事をするルータはAVGと呼ばれ、GLBPグループ内に1台である。 全てのルータはAVFと呼ばれ、自分に割り当てられた仮想MACアドレスへの通信に対しゲートウェイとして振る舞う。 AVGのルータはAVFの役割も兼ね備えている。 下図のようになる。

GLBPによるロードバランシングぐ

AVGには、Priorityが最大のルータがAVGに選定される。 同じプライオリティのルータが複数存在する場合は、ルータの実IPアドレスが最大のものが選定される。

AVFがダウンした場合は、そのルータが担当していた仮想MACアドレスを別のAVFが担当する。

AVFがダウンした場合、別のルータが仮想MACを引き継ぐ

デフォルトで利用されるロードバランシングアルゴリズムはラウンドロビンである。 GLBPで利用できるロードバランシングアルゴリズムは以下の通り。 ・重み付けロードバランシングアルゴリズム 各ルータに設定されている重み付けの値に依存して仮想MACアドレスを通知する方法

・ホスト依存型ロードバランシングアルゴリズム 同じクライアントには、同一の仮想MACアドレスを通知する方法

・ラウンドロビン ラウンドロビン方式で、次に利用可能なルータの仮想MACアドレスを通知する方法

Written on December 23, 2011