みんなのドメインから無事離脱できた件

みんなのドメインってどうよ?等見て頂ければわかるのだが、
みんなのドメインという酷いリセラーがある。
無事に移管できた人はいいのだが、ここのWebサービスには管理コンソールから自分のドメインが消えるバグがあり、
Authコードの取得どころか、更新手続きすらできなくなったまま放置されていた。
ここから離脱するためにいろいろやったので、同じ状態の方に向けてメモ。

やったこと

みんなのドメインへの問い合わせ

2015年6月から十数件、管理コンソール及びwhoisの管理者用メールアドレス、サービス受付電話番号へ連絡。
一件も返信無し。
この時点でまともなリセラーでないことを認識して、上位リセラーへの問い合わせを始める。

eNomへの問い合わせ

みんなのドメインはeNomというリセラーからドメインを購入している。
eNomの管理パスワードさえわかれば、自分で移管手続きが行える。
上記スレでもこの方法で離脱した方がいた。

ただぼくの場合、whoisの情報がみんなのドメインのwhois protectionがかかっており、
ドメインの所有権が確認できないということで問い合わせは却下された。
他に認証する方法がないかも問い合わせたが、回答は
“システム上はどうにもならないので、刑事告訴して法的に所有権を取り返してくれ”
ということであった。

消費者センターへの問い合わせ

“刑事告訴してくれ”と言われたので、とりあえず行政手続きを考えた。
一番穏当なところで消費者センターへ電話。
「一時的にであれ利用できていたのであれば、詐欺業者ではなくシステム障害ということになる。
基本的には対応を待ってほしい。
同様の問い合わせが数十件来たら対応するが、今回の件について対応することはできない」
という回答。まあ仕方ない。
サービス提供が受けられていない場合、クレジットカード会社やPaypalから返金してもらえるという情報を教えてもらった。
返金してほしいわけではなくドメインを維持したいだけなので、
残念ながら解決とはならなかった。

nic.ioへの問い合わせ(1回目)

みんなのドメインでドメインを更新できなかった話という記事を見つけた。
ioドメインなのでほぼ同じ状態。
具体的にどういうやり取りがあったのかは書かれていなかったが、
この方はwww.nic.ioへ問い合わせたそうだ。
ぼくも問い合わせてみる。

nic.io “eNomへ問い合わせてくれ”
ぼく “既に問い合わせたがダメだと言われた”
nic.io “ではその上位がKey-Systemsだからそちらへ”

ということで次。

KeySystemsへの問い合わせ

結論から言うと、eNomと同じでwhoisの管理者からの問い合わせにしか対応できなかった。

nic.ioへの問い合わせ(2回目)

Key-Systemsでも対応してもらえなかった旨を伝えたところ、
nic.ioのwebシステムからパスワードリセットが行えること、
そのメールは本来リセラーではなくドメインの管理者に飛ぶはずであることを聞く。
早速試してみたがムダであった。みんなのドメインで揉み潰されている。
nic.ioにこの事実を伝えた。まともなリセラーではないことを彼らも認識したようで、
特別対応として、DNSに彼らが指定するレコードを設定することで認証してくれるとのこと。
早速対応すると、パスワードリセットメールの送信先をぼくのgmailアドレスに変更してくれた。
後は彼らのwebシステムからauthコードを発行し、無事別のリセラーへ移管することができた。

教訓

ドメインの認証手段を知って、可能な限り自分で管理すること。
ドメインの所有権確認はまずwhoisで行われる。これがあればなんとでもなる。
次にトップレジストラの対応。最後の手段としてDNSレコードを見てもらえることもある。
今回の場合、みんなのドメインのサービスがイケてないことが幸いし、
自分で別立てでDNSサーバを持っていたからよかったが、そうでなければ詰みであった。
whoisで名前が出るのが嫌だとしても、DNSサーバくらいは自分でもっておいた方がよい。
自分で管理するのが面倒でも、mydns.jpやVPSサービスのDNSサーバへ出しておけば良い。

whois情報が無い場合、リセラーの権限ではどうにもできないので、
怖がらずトップレジストラへ問い合わせてみること。
これはぼくが移管した先のリセラーからのアドバイスでもある。
結構親切に対応してくれる。
ioドメインはnic.ioだが、その他のドメインの場合はIANAやICANN。
こちらも親切に対応してくれるらしい。

Written on April 19, 2016